販路開拓通信
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【事業内容等】各種フランジの製造・販売【設立】1969年【所在地】愛媛県【資本金】1,000万円【従業員数】30名【支援対象商品】NIIHAMAローラー(ベルトコンベアー用ローラー)当社のローラーには、①全周を溶接している構造で高い気密性と防錆効果がある、②機能部品(軸受け)が保護された構造であり耐久性が高い、③部品点数と加工工数を削減しているため低コストである、という特徴があります。販路開拓面での課題【具体的な成果】・セメントメーカーや製鉄会社へのヒアリング、見積書の提出を通じて、現行品のニーズについて確認できました。・製紙会社へのヒアリングの結果、高気密性や高耐久性のニーズがあり、性能面を確認するためのフィールドテスト実施に至りました。【今後の取り組み】・陸上分野について、当面は採用可能性の高い製紙会社をターゲットとして営業展開します。・お客さまのニーズに応えて現行ラインナップに「4インチローラー」を加えるべく開発に取り組み、ビジネスチャンスの拡大を図っていきます。支援の経緯第1段階:テストマーケティングの準備第2段階:市場での仮説検証第3段階:成果のまとめと今後の取り組み企業概要5名の販路開拓コーディネーターが、5社に13回の同行活動を行いました。<当初の仮説の検証結果>セメント・石灰・コークスを扱う企業へのヒアリングから、ローラーサイズは2.5~4インチが主流で、当社が製造している5~6インチは少数であること、寿命に関しても現行品で問題がないと認識されていました。1社で見積書を提示したところ、現行品とさほど価格差がないことも判明しました。<仮説の変更>「木質チップ」を取り扱っている企業においても気密性・耐久性が求められるという仮説のもと、「製紙会社」にターゲットを変更して情報を収集しました。<変更した仮説の検証結果>①コンベアラインにおける発火リスクの対応として高気密性、また設備更新に関わるコストダウンが図れる点に高耐久性のローラーのニーズがある。②4~6インチローラーが主流である1社2工場でフィールドテストを実施して確認することとなりました。<新たな課題>・「4インチローラー」開発によるラインナップ拡充四国本部に、新分野進出のための販路開拓のご相談があり、東京出張時に関東本部で面談し、支援をスタートしました。海運業界の企業から「寿命が長く、低コストのベルトコンベアーローラー」の要望があり、無事に開発が完了し、販売に至りました。新しく「陸上分野」に進出することが課題でした。販路開拓チーフアドバイザーとともにマーケティング企画のブラッシュアップを行いました。ターゲットにヒアリングを実施し、フィールドテストを通じて導入の可能性や必要な条件等を検証することにしました。ターゲットは、ローラーの気密性や耐久性を活かせる、「運搬過程で粉塵や砂利」などが混入する可能性のある企業」です。具体的にはセメント・石灰の製造業とコークスを扱う製鉄企業を想定しました。また、「気密性や耐久性が高ければローラーの寿命が長く、交換頻度が低い。その結果、ローラーのトータルコストが安くなり、交換費用も削減できる」という仮説を設定しました。「販路開拓コーディネート事業」支援事例~東和工業株式会社~

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