販路開拓通信
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【事業内容】木材製品・家具・建材等の製造、加工および販売【設立】1961年【所在地】埼玉県【資本金】2,600万円【従業員数】22名【支援対象商品】桐製品『kiri‐life』現代の暮らしにあったまったく新しい桐製品の提案です。①国産材へのこだわり、②伝統技術と現代技術を組合せた確かな加工、③浮造り仕上げ、自然派塗料使用、メンテナンスの容易性、パネル構造化など桐の特性を生かした設計・製造が特徴です。企業概要支援の経緯販路開拓面での課題【具体的な成果】・桐に興味を持つ富裕層にアプローチするためには、単独営業よりも高級住宅・オフィスの仲介業者、高級家具専門店およびデザイナーとの連携が効果的であることが確認できました。・産地ごとの桐の特徴、歴史、伝統技術等を助言できる唯一の企業としてのポジション確立とコーディネート力の強化が独自ブランド確立に向けた方向性であることが明確になりました。・桐でデザインされた部屋を所望する案件に遭遇し、条件確認、提案、見積り、現地折衝までの貴重な経験を積むことができました。【今後の取り組み】・今後さらにハード面、ソフト面の両面から「桐」に関する知見を高めるとともに関係企業・デザイナー等との連携を深めていきます。・さまざまなオーダーに対応できる体制強化を図り、「桐のプロ」という当社ブランド形成とさらなる市場浸透を目指します。第3段階:成果のまとめと今後の取り組み第1段階:テストマーケティングの準備第2段階:市場での仮説検証「販路開拓コーディネート事業」支援事例~厚川産業株式会社~農商工連携の認定企業(秋田県雄勝広域森林組合と事業連携)で、経営支援部を通じて申し込みがあり、支援をスタートしました。4名の販路開拓コーディネーターが6社に16回の同行訪問を実施しました。<テストマーケティングの内容>支援目標は次のように設定しました。①商用施設等のニーズ検証と諸条件の確認②モデルルーム等への展示可能性と条件検証③商流と提案方法の確認具体的な製作提案、モデルルーム出展、自社工場(加工現場)見学などを実施し、各種情報を収集に努めました。<仮説の検証結果>①市場面:市場規模は大きくないものの高級志向の特に外国人富裕層に確実なニーズがあることが検証されました。②製品面:桐への関心は高く、素材感を感じられるデザインが求められました。家具では強度に関する認証は必須との指摘をいただきました。<新たな課題>①品質評価基準、管理・評価体制の整備②桐空間のプロとしてのコーディネート力の構築1898年に桐箱製造で創業した歴史の中で確かな加工技術を培ってきましたが、新製品の市場投入にあたり、市場ニーズの把握、提案ノウハウ取得、独自ブランドの確立が課題でした。チーフアドバイザーとともにマーケティング企画のブラッシュアップを行い、ターゲットを商業施設、マンションのロビー、オフィスエントランスや応接室等の設計を行う設計事務所、高級家具取扱い企業としました。<仮説内容>「木」が注目される中、桐がもつ「高級」「優しい」イメージを活かしたオリジナル空間を演出する素材としてのニーズがあるとの仮説を立てました。『kiri‐life』シリーズのラウンジチェア

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