販路開拓通信
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【事業内容等】デジタル画像処理・解析業務、画像解析ソフト開発、レンタル【設立】2011年【所在地】愛知県【資本金】500万円【従業員数】7名【支援対象商品】デジタル画像診断支援システム「ImageSR-PRO」コンクリート構造物をデジカメで撮影し、画像データをPCに取込み、表面のクラック浮き等の劣化状態を独自システムで解析、診断するシステムです。現場での調査時間が大幅に削減され、作業者の違いによる診断差もなくなり、補修施工の見積を迅速、正確に算出が可能です。記録の保存も可能で経年診断も可能となります。‣販路開拓面での課題【具体的な成果】①アプローチ分野の優先順位づけについて、民間建築分野ではマンションなど大規模修繕が主なターゲットとなることが明確になりました。官公庁分野は学校・病院等施設の改修工事案件が有望でした。しかし、建造物工法が現場施工から工場生産に移行することから、今後は市場の縮小が予測されます。一方土木分野ではコンクリートダム堤体、橋脚など遠方過ぎて目視できない土木インフラ系やトンネル、橋梁の施工前調査にニーズのあることがわかりました。②支援活動のプロセスを通じて、マンションなどの大規模修繕ではオーナーや管理組合が調査会社に依頼する前の予備調査資料として打音診断とのセットでのアプローチが効果的であることがわかりました。優先分野への有効な販路開拓手法の習得が図れました。【今後の取り組み】①ビジネスモデル面・・・デジタル画像診断支援システムは写真撮影→診断、見積・工事数量分析→初期診断書作成→補修図面作成のプロセスに分かれます。自社の対応を明確にした展開を図ります。②販売面・・・顧客の要望に即応できる体制の構築を目指します。「販路開拓コーディネート事業」支援事例~株式会社中部EEN~‣支援の経緯‣第1段階:テストマーケティングの準備‣第2段階:市場での仮説検証‣第3段階:成果のまとめと今後の取り組み企業概要4名の販路開拓コーディネーターとともに9社に14回の同行活動を実施しました。<テストマーケティングの内容>想定ターゲット分野の企業にヒヤリングし、実案件でモニター使用していただきました。従来の人手による診断結果と比較することで製品への理解の促進を図りました。<仮説の検証結果>①市場面・・・大規模修繕でクラックやタイル等の劣化を事前に調査したり、外装の定期診断、漏水調査にニーズのあることが確認できました。土木関係でも同様で、埼玉県の橋梁、跨線橋などの調査業務で見積提出に繋がりました。②製品面・・・デジタル画像精度、解析技術はクラックの状況(幅、深さ)を知る上で有用であるという評価を得ました。NETISに登録されており、国交省の維持管理サイトの比較表での高評価が信用に結びつきました。③価格面・・・作業の手間、解析作業、結果報告込みの価格はリーズナブルとの評価でした。<新たな課題>①ビジネスモデルごとの事業を具体化する②関東圏での営業体制構築中小機構中部本部から推薦を受け、関東本部での支援をスタートしました。中部地域での土木・建設施工案件の受注件数は増加していましたが、関東での施工案件はありませんでした。このため首都圏市場開拓に必要な営業手法の社内への定着が課題となっていました。販路開拓チーフアドバイザーとともにマーケティング企画のブラッシュアップを行いました。支援の目標を、①市場の生の声をもとにしたアプローチ分野の優先順位付け、②活動プロセスを通じて優先分野への有効な販路開拓手法の習得、としました。<想定したターゲット分野と訴求ポイント>①老朽化したインフラ・構造物を調査する補償調査会社⇒経年変化の客観的調査・評価が可能②各種構造物の補修調査・施工を行う建設系一次コンサルタント、サブゼネコン⇒正確・迅速な見積が可能③ビルメンテナンス会社⇒ビルの維持管理業務のツールとして役立つ

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