販路開拓通信
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【事業内容等】気象コンサルティング、気象予測【設立】1996年【所在地】福岡県【資本金】3,200万円【従業員数】15名【支援対象商品】自然災害防災システムZEROSAIZEROSAIは、気象観測装置(Nセンサー)、気象予測システム(防災盤)、警報伝達装置(防災灯)で構成します。現場に設置したNセンサーからインターネット(3G)回線を利用して観測データをリアルタイム収集し、高精度な気象予測を防災盤で作成します。気象予測をはじめとする防災情報を防災灯や防災盤の強制通知機能(エリアメール)で迅速かつ確実に伝達することで、生命や財産を自然災害から守るシステムです。企業概要‣支援の経緯‣販路開拓面での課題【具体的な成果】①ヒアリングにとどまらず、モニター利用したうえでの評価を得ることにより、使い勝手の良さ課題、局地的な情報収集の優位性を確認することができました。②アプローチ先経由で、自治体向けのビジネスにおける留意点や、当社がすべきことに関する情報を収集できました。【今後の取り組み】今回の活動を通じて得られた評価や情報に対応することで、各作業現場や土砂災害危険区域などの正確な気象データや、データを活用した気象予測の入手をより正確に、より充実したものとしていきます。これにより、安全対策や人命救助などの面で社会に貢献することを目指します。‣第3段階:成果のまとめと今後の取り組み‣第1段階:テストマーケティングの準備‣第2段階:市場での仮説検証「販路開拓コーディネート事業」支援事例~シスメット株式会社~防災対策を必要とする首都圏市場への販路開拓に課題がありました。中小機構九州本部に相談があり、関東本部のマーケティング出張相談会に参加したことが支援のきっかけでした。総合建設業は現場をイメージしやすく、仮説構築は容易でした。しかし、私立学校は首都圏と九州圏で通学事情が異なる、また自治体は予算編成や入札資格など活動の対象や時期で制限が生じるなどの事情があり、慎重に仮説を構築しました。最終的に、自治体向けには、警備会社を含めて事業パートナーにアプローチすること、また主なパートナーをITベンダと想定して仮説を構築し、プレゼン資料を作成しました。5名の販路開拓コーディネーターが8社に対して22回の同行支援活動を実施しました。<テストマーケティングの内容>総合建設業、私立学校、ITベンダ、警備会社にアプローチし、ヒアリングとモニターを通じてさまざまな情報の収集と提案活動を実施しました。<仮説の検証結果>①商品面:気象庁の公開情報を活用する類似商品が多いなか、自社で一次情報を収集し加工解析する技術が好評でした。また利用者登録や一斉送信グループ設定で使い勝手がよい点も評価されました。一方で「多言語対応」を課題として指摘されました。②市場面:市民の防災意識やニーズをとらえている点が評価される一方で、より細かなニーズに対応する必要性が判明しました。たとえば、河川工事土木現場では河川水位観測のニーズが高いこと、学校・生徒・保護者の最大の関心事は気象情報よりも安否確認(三者間の連絡方法)であること、などです。<新たな課題>①ハード・ソフトともに細かなニーズに対応する②自社・製品の優位性・強みを明確に説明する首都圏市場において、①総合建設業、②私立学校、③自治体、④警備会社(自治体向けサービス)を優先ターゲットとして検討していましたが、求められるシステムの機能や価格・料金などの情報が不足していました。そこで、事業者にアプローチして情報を把握する必要がありました。気象観測装置

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