販路開拓通信
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【事業内容等】管工機材総合卸【創立】平成2年4月【所在地】岩手県【資本金】600万円【従業員数】11名【支援対象商品】オストメイト用装具洗浄システム「パウチクリーン」人工肛門・人工膀胱保有者(オストメイト)が装具を洗浄するためのトイレ用温水洗浄システムです。当社の会長ご自身がオストメイトで、使用者の視点から対応トイレの必要性を痛感し、製品化したものです。オストメイトにとって使い易く、低コストで既存施設に設置できます。‣支援の経緯‣販路開拓面での課題【具体的な成果】・民間市場では、障害者への配慮を集客上の差別化ととらえる百貨店やビジネスホテルチェーンで興味をもって頂き、継続的に情報交換できるネットワークを構築できました。・既存設備の予算確保はなかなか難しい状況ですが、新築や改築でパウチクリーンの導入可能性が認められ、今後の販売戦略に有益な情報を収集できました。【今後の取り組み】①障害者配慮を重視する理念型の百貨店や宿泊施設を中心に、オストメイトにとって使い易く、低コストで既存施設に設置できる点を提案していきます。②民間施設ではトイレのデザイン・見た目が重視されるため、色や配管のレイアウト等、トイレと一体感のあるデザインを検討します。また、既存トイレ設備への後付けプランを施工会社に提案します。③オストメイトに関する理解を深める啓蒙活動を継続し、パウチクリーンの普及を図っていきます。‣第3段階:成果のまとめと今後の取り組み‣第1段階:テストマーケティングの準備‣第2段階:市場での仮説検証「販路開拓コーディネート事業」支援事例~有限会社川藤~中小機構経営支援部を通じて申し込みがありました。社会的価値が高い製品であることが評価され、販路開拓コーディネート事業に採択されました。販路開拓チーフアドバイザーとともにブラシュアップシートを作成し、ターゲット顧客に合せたプレゼン資料を作成しました。<仮説内容>社会的責任(CSR)を重視する小売業者/宿泊業者、および患者の生活の質(QOL)を大切にする医療施設・病院をターゲットとして設定しました。5名の販路開拓コーディネーターが8社のアプローチ先に合計12回の支援活動を行いました。<テストマーケティングの内容>支援目標は民間市場に向けた販売戦略立案のための情報収集としました。想定したターゲットに訪問し、①オストメイト認知度調査、②支援製品の受容性(興味度、意向度、製品評価)を検証しました。オストメイトに対する啓蒙活動を行いながら、受容性を取材しました。<仮説の検証結果>①オストメイト用装具洗浄システムは法定基準内での認識はされていました。②オストメイトの実態は医療や福祉関係者以外には認知されていませんでした。③大手百貨店とビジネスホテルチェーンでは顧客サービス向上の観点から関心をもたれました。④大手百貨店に見積りを提出しました。<新たな課題>・施設と一体感のあるデザイン性の向上・施工会社と連携したトイレのトータル提案公共施設への設置は導入実績が増えてきていましたが、民間市場については未着手で、いかに掘り起こすかが課題になっていました。企業概要

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