販路開拓通信
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‣成果と今後の方向販路開拓コーディネート事業の支援事例⑤~事例発表企業F社~【事業内容等】常温DLC(ダイアモンドライクカーボン)の製膜技術に関するR&D【設立】2002年10月【所在地】東京都【資本金】105百万円【売上高】75百万円(H19.10)【従業員数】6人【その他】中小企業経営革新支援法承認(H16.12)【商品概要】「ホルムアルデヒド検出ツール」ガスバリア性の高いDLC(ダイヤモンドライクカーボン)加工が施されているため、空気中のホルムアルデヒドの干渉を避けられ、発生源からの放散量を測定できます。センサーを測定したい箇所(建材、家具など)に貼り付けると、ある基準を超えるホルムアルデヒドが発生している場合には、30分程度でセンサー部分が赤く変色して表示します。企業概要○中小機構関東支部による支援「専門家継続派遣事業」・DLCを活用したプラスチックの表面改質○引き合いはあるものの、各分野でのニーズを確かめることが出来ずにいました。そこで、「①住宅メーカー・施設管理業者、②幼稚園・保育園への納入業者、③病院・旅館」の分野へのアプローの仮説をテストマーケティングで検証することになりました。‣これまでの支援‣マーケティング面の課題☆5名のコーディネーターが10社に19回アプローチ知見とネットワークを有するコーディネーターが①住宅メーカー・施設管理業者、②幼稚園・保育園への納入業者、③病院・旅館へアプローチしました。活動期間中にホルムアルデヒド検出試験片より検出機器を投入し、安定性を確認しつつビジネスモデルの確立を模索しました。☆アプローチ分野での仮説の検証○住宅メーカー:施設管理業者:代理店内諾1社○幼稚園・保育園への納入業者:代理店契約・売上済み1社、代理店内諾3社○病院・旅館:病院は医療機器商社経由のアプローチで有用性は認められました。しかし少ロットでは、利益が小さいため取引単位に工夫が必要との課題が判明しました。また、トルエン・キシレン向け検出が課題となりました。‣販路開拓コーディネート事業での支援内容○学校や事業所の施設を管理する業者へは、診断レポートから対応策までを含めたビジネスモデルが評価されました。また、幼稚園・保育園へは商品ニーズは高いことが検証されました。○経営資源を有効に活用するため、代理店への営業支援、集中選択的な分野攻略に必要なチームの役割分担を明確化し、月次の進捗管理や評価・計画修正などを社内に定着化させる必要性を説明し、マイルストーンの手法を提言しました。○今後当社では、不足する経営資源の解決を目指した戦略を再構築し、提言による具体的なアクションプランを実践していく予定です。

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