販路開拓通信
327/526

【事業内容等】ナノカーボン研究開発及び製造販売【設立】2002年【所在地】愛知県名古屋市【資本金】1億6,656万円【従業員数】9名【支援対象商品】環境対応型水溶性切削液「ナノキュール」球状でナノサイズのカーボン粒子を独自技術で懸濁させた分散液を活用した、油分・界面活性剤を一切含まない水溶性切削(研削)液です。名古屋工業大学、あいち産業科学技術総合センター、理化学研究所などの協力により誕生しました。‣販路開拓面での課題【具体的な成果】①環境面の改善効果に加え、生産性・加工精度の向上、切削工具や砥石の延命など、生産面の効果を確認できました。②高評価を得た企業から連携企業へ紹介していただくことで、販路の広がりが可能になりました。【今後の取り組み】①販促面・・・今回の支援で得られた使用評価データを整理し、販促ツールとして活用②販売面・・・油剤商社と連携した継続的アプローチと切削油交換タイミングに合わせた提案③営業面・・・現行のナノキュールでは難しい加工に対応した商品開発「販路開拓コーディネート事業」支援事例~株式会社シオン~‣支援の経緯‣第1段階:テストマーケティングの準備‣第2段階:市場での仮説検証‣第3段階:成果のまとめと今後の取り組み企業概要2名の販路開拓コーディネーターとともに6社に対して19回(うち同行16回)の支援活動を実施しました。<テストマーケティングの内容>①商品面・・・ベトつかないので加工部品をハンドリングしやすい、嫌な匂いが出ない、ヘドロの発生量が少ないなどの環境面に加え、加工速度が向上する、ワークの仕上り面が綺麗、工具の磨耗が減るなど生産面の評価も確認できました。②価格面・・・高級切削油には競争力があるものの、低廉な切削油に対して高いことがわかりました。顧客が求める価格帯が明確化できました。トータルコストでの総合的な評価が求められます。③販売面・・・使用する企業の切削液切り替えは年1~2回のため、切り替えタイミングを見計らった提案が求められること、交換・廃棄は油剤商社が顧客サービスとして行うため、このサービスの提供が必要となることが明らかになりました。<仮説の検証結果>自動車部品や金型製造の中規模金属加工業者、油剤商社などへアプローチしました。4社で試用していただき、高評価を得て2社から受注しました。<新たな課題>①販促面・・・ステンレスやアルミなど軟質材の加工に対応できる品揃えの充実。②油剤商社との連携による交換作業サービス体制の構築新連携認定企業で、中小機構中部本部からの推薦で支援をスタートしました。これまで中部地区のみでの販売でした。関東地域の販路開拓をするために、どのようなルート及び分野をターゲットとすればよいかの情報収集が課題となっていました。販路開拓チーフアドバイザーとともにマーケティング企画のブラッシュアップを行いました。製品の特徴は、ナノカーボン分散液を使用し、油分・界面活性剤を一切含まないため、オイルミスト低減、肌荒れ、悪臭等の作業環境改善効果、加工後の洗浄性向上、工具寿命の延長、加工速度UP、加工精度の向上などです。ナノカーボンの潤滑が高硬度金属の加工に適していることとユーザーの評価結果から、同様の加工をしている企業へ情報展開されることを期待して、次のターゲットを想定しました。<仮説内容>①関東地域の中規模金属加工業者②大手工作機械メーカー③東レ、帝人など新素材のCFRP製造メーカー

元のページ  ../index.html#327

このブックを見る