販路開拓通信
303/526

「看護師さんの考えた木製の点滴棒『feel』」の想定ニーズ【想定市場分野】病院、特に小児がん病棟をもつところとしました。【想定用途(使用場面)の現状】病院では効率性を重視した金属の点滴棒が使われている。【想定用途(使用場面)の問題点】金属性の外観は無機質で冷たい印象を与え、入院生活をしている子供たちの不安を増幅させている。【想定用途(使用場面)の理想】医療機材の機能を満たし、小児患者の精神面のケアやプライバシー保護を可能とするデザイン性の高い点滴棒を設置する。ここで重要なのが、ニーズを充足する自社の特徴をしっかり掴んでおくことです。次回(第3回)は、「自社製品の特徴の洗い出し」について説明します。①顧客のニーズと欲求を明確に区別しましょう「・・・が欲しい」という欲求を満たすのは容易ではありません。「必要」と「欲しい」との間には大きな隔たりがあります。「いいね」といわれても販売に結びつかないのはこのためです。②顧客のニーズを『想定』してみましょう顧客は必ずしもニーズ(困っていること)を認識していません。提示されて初めて分かることが多々あります。こちら側で「このようなことで困っているのではないか」というように、ニーズを想定してみてください。③自社が対応可能かどうかを確認しましょう顧客のニーズが明確になったとしても、自社に対応できる能力がなければチャンスを獲得することはできません。【想定市場分野】は、だいたいこのような市場、業界、業務に使えそうだというところを想定します。【想定用途(使用場面)の現状】は、①に書いた想定市場分野の現状を書き出します。【想定用途(使用場面)の理想】は、想定市場分野で顧客が一番喜ぶ状態、こうあったら良いという状態を書き出します。123数字の順番に記入します【現状と理想のギャップ(想定ニーズ)】は、①と③のギャップを書き出します。このギャップが顧客にとって欠乏を感じている状態=「顧客ニーズ」になります。4‣顧客ニーズ抽出の例‣想定ニーズ抽出のポイント‣顧客のニーズを抽出するブラッシュアップシートの記入

元のページ  ../index.html#303

このブックを見る