販路開拓通信
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【事業内容等】打錠関連金型の製造・販売【設立】2007年7月【所在地】富山県【資本金】1000万円【従業員数】1名【支援対象商品】歯科用素材や人工骨等にも使用される素材ジルコニア製の打錠臼です。特徴は金属製臼の4倍の耐久性、耐摩耗性、酸に強く、錆びない耐薬品性、短納期で小ロット生産可能、レーザーマーキングによるQRコード印字可能などです。‣販路開拓面での課題【具体的な成果】モニター使用の結果、製品面で既存臼と比較して問題ないことが証明されました。生産現場では現行の金属臼に問題はなく検討にまでには至りませんでしたが、新規錠剤を開発する研究開発部門でニーズが強く、主要ターゲットとなることがわかりました。【今後の取り組み】多くの製薬メーカーで要望のあった杵と臼のセットについて、先端部分の打錠面をジルコニア製にした杵の開発を進めています。薬品系展示会に出品して、更なるニーズの発掘に努めていきます。「販路開拓コーディネート事業」支援事例~B社~‣支援の経緯‣第1段階:テストマーケティングの準備‣第2段階:市場での仮説検証‣第3段階:成果のまとめと今後の取り組み企業概要4名の販路開拓コーディネーターとともに9社に対して22回(うち同行回数10回)の支援活動を実施しました。<テストマーケティングの内容>・錠剤メーカーの生産現場で打錠臼がどのように使用・管理されているかをヒアリングしました。・ジルコニア臼の特徴、強みをプレゼンし、サンプルを提供して、性能面、価格面での意見を収集しました。・興味を示した企業にサンプルテストを実施し、その結果を踏まえて打錠面を表面改質したサンプルについても評価をいただきました。<仮説の検証結果>①大手製薬メーカーと機密保持契約を締結し、実使用が可能かどうか更に検討を重ねることになりました。②意匠登録やその他のテクニカル分野での特許出願の協力の申し出を受けるに至りました。③表面改質による打錠性の向上についても興味をもっていただき引合に繋がりました。④ジルコニア製は、金属と接触すると黒変する健康食品のカルシウム製剤や、塩酸塩が含まれると金属臼は錆びてしまう生薬について有用性のあることが確認できました。<新たな課題>①超硬ブッシュとの比較では20~50万ショットの比較データの取得②コストダウンのために杵先部分のみジルコニア製の開発とデータ収集③ジルコニア臼だけでなく、ジルコニア杵とのセットでの提案富山県高岡市で開催された販路相談会で面談し、中小機構北陸本部からの推薦もあり支援をスタートしました。市場にセラミックス製の打錠臼はありませんでした。インターフェックスジャパンに出展したところ、来場者の関心が高くテスト使用の引合等を多くもらいました。しかし、なかなか採用までには至らず、顧客ターゲットの絞り込みと現場での顧客ニーズの把握が課題となっていました。販路開拓チーフアドバイザーとともにマーケティング企画のブラッシュアップを行いました。セラミックス製の打錠臼の強みをアピールできる企業(生産現場)はどこかという観点からターゲットを想定しました。<仮説内容>製品の有用性を発揮できるであろうターゲットを仮説として次のように想定しました。①連続使用で大量の錠剤を生産する大手製薬メーカー②ジェネリックを始め多品種の製品を受託生産する薬品メーカー③異形剤を生産する健康食品メーカー

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