販路開拓通信
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【事業内容等】機械装置製造・販売【設立】2002年11月【所在地】愛知県【資本金】1,000万円【従業員数】3名【商品概要】未利用バイオマス原料であるコーヒー滓から活性炭を製造する「一気通貫型活性炭製造装置」です。炭化と賦活化の2段階のプロセスを一体化することで効率化が図れます。‣販路開拓面での課題【具体的な成果】使い捨てカイロメーカーでは当社の技術力を認めて頂き、事業化可能性があることを検証できました。活性炭サンプルの評価結果から、新製品へ使用するために機密保持契約を締結し、共同開発のオファーを頂きました。【今後の取り組み】地元愛知県で本設備を購入し、活性炭製造を目指す産廃処理事業者が現れたことから、今後活性炭事業化モデルになるよう活用していきます。生産される活性炭品質がユーザーの使い捨てカイロ品質にどのように影響するか、ユーザー目線に立った提案をして需要拡大を目指します。「販路開拓コーディネート事業」支援事例~M社~5㌧/月プラント特許第4963573号‣支援の経緯‣第1段階:テストマーケティングの準備‣第2段階:市場での仮説検証‣第3段階:成果のまとめと今後の取り組み企業概要3名の販路開拓コーディネーターと合計22回(うち同行回数14回)の支援を実施しました。<テストマーケティングの内容>・コーヒー飲料メーカー…コーヒー滓の処理の現状と課題をヒアリングしました。・産廃業者…取引を可能とする具体的なコストの数字を確認できました。・使い捨てカイロメーカー…提出サンプルを自社の試験法で性能を評価していただきました。<仮説の検証結果>①コーヒー飲料メーカー…コーヒー滓処理は環境面で大きな問題と認識していました。廃棄処理では現状処理コスト以下が条件との意見でした。一部は有価物として取引していることもわかりました。②産廃処理業者…興味を持って頂ける製造コスト、粗利が明らかになりました。事業化には産廃業者が必須であることも確認できました。③使い捨てカイロメーカー…性能的にやや劣るものの品質の安定性に高い関心が示されました。<新たな課題>①産廃処理業者と連携した飲料メーカーへのアプローチ、②使い捨てカイロメーカーが求める品質、価格への対応が課題となりました。中小機構中部本部から推薦で支援を開始しました。エネルギーの高効率性、小規模・高生産性、多品種少量生産対応、安定品質の活性炭生産能力等設備としての特徴は明確ですが、活性炭ユーザー評価がまだ得られていませんでした。入口であるコーヒー滓排出業者、本装置により活性炭を製造する中間の産廃処理業者、出口である生産された活性炭を使い捨てカイロ原料として使用するユーザーのニーズ確認と評価を得ることが事業化にあたっての課題でした。入口、中間、出口各チャネルの現状とニーズを明らかにするため、それぞれのチャネルで一定規模の企業をターゲットに設定しました。<仮説内容>大手コーヒー飲料メーカー、一定量のコーヒー滓を処理できる産廃処理業者、使い捨てカイロメーカーを選定しました。

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