販路開拓通信
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【事業内容等】LED式捕虫器の製造・販売【創立】1992年【所在地】鹿児島県【資本金】10百万円【従業員数】2名【支援対象】LED式捕虫器LEDを光源としています。誘虫効果の高い波長の光を発し、虫を寄せ付けます。誘虫しない波長の発光も可能で、「捕虫器然」としていない捕虫器です。虫は紙製シェードの内側に貼られた粘着シートに付着。シェードごと交換するため、衛生的なオペレーションを実現しています。企業概要‣支援の経緯‣販路開拓面での課題【具体的な成果】①虫対策の現状・課題などのヒアリングにより、飲食店や小売店は飛翔虫の問題を認識し、すでにさまざまな対策を実施していることが判明しました。一方で、現行の対策には効果や安全性、コスト面で不満を持っており、薬品・殺虫剤を使用しない本製品へのニーズを把握できました。②虫(ハエ)は光の波長以外にも、「熱」や「におい」などで集まってくる傾向があり、光と熱とにおいを複合的に研究していく必要性を確認できました。【今後の取り組み】ターゲット市場のニーズを確認できたことから、誘虫効果を高めるための研究を重ね、製品改良に取り組んでいくことになりました。この課題を克服することができれば、小売店・飲食店業界で利用される可能性が高まります。積極的に取り組まれることを期待します。‣第3段階:成果のまとめと今後の取り組み‣第1段階:テストマーケティングの準備‣第2段階:市場での仮説検証「販路開拓コーディネート事業」支援事例~TT社~中小機構九州本部の窓口相談にて「首都圏での販路開拓」を相談されたことがきっかけでした。ハエは飛翔虫で、食中毒の原因菌(例:O157)を媒介します。厚生労働省の統計で、食中毒の発生施設は、発生件数の約70%が飲食店でした。飲食店(チェーン)を主要ターゲットユーザーとしました。<仮説内容>飲食店に加え、「食料品」を扱う小売店、特に市場規模や効率を考慮して、チェーン店での有用性が高いと想定しました。4名の販路開拓コーディネーターと、7社に対して31回(うち同行25回)の支援活動を実施しました。<テストマーケティングの内容>アプローチ先の飲食店、コンビニエンスストアで効果について興味を示していただき、各2週間ほど、モニターとして使用していただきました。<仮説の検証結果>虫が大幅に減る「寒い時期」にモニターを開始したこともあり、数多くの補虫はできませんでした。しかし、薬品を使用しない安全な方法で捕虫するニーズは確実に存在することが検証できました。またハエは「熱」「におい」にも反応し、集まってくるという情報が得られました。今回のモニターでは効果を確認できなかった店舗でも、LED(省電力)の可能性・今後の捕虫能力の向上を期待され、今後も協力していただけることとなりました。<新たな課題>「誘虫効果をさらに高めた製品を開発する」という課題を認識しました。①LED式捕虫器想定ユーザーニーズの確認②エンドユーザーおよびエンドユーザーを取り巻く事業者へのアプローチ方法の確認

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