販路開拓通信
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【事業内容等】医療機器の製造・販売【創立】1977年【所在地】福岡県【資本金】10百万円【従業員数】11名【支援対象】電気温灸器AC電源または電池(充電も可)で動作する温灸器です。透明セラミックスの熱電子をツボに貼り付けて加温します。加温刺激に波(20秒間隔または30秒間隔を選択)があり、用途やお好みに応じて変更できます。火を使わず、煙も出ないため、治療できる場所が格段に広がります。企業概要‣支援の経緯‣販路開拓面での課題【具体的な成果】①大学病院でモニター利用していただき、「効果・効能が期待できそうな症状」の情報を収集できました。これまで医療分野での情報を十分に収集できていなかった当社にとって、貴重な財産となりました。②「仕様・使い勝手」に対するアドバイスや、「本製品を活用できる場面」のアイデア、「販売促進の方法」などの情報を収集できました。【今後の取り組み】販路を開拓できそうな市場や、販売促進の方法を確認できたものの、「販路開拓活動」できる体制(人員や代理店)の整備が課題となりました。この課題を克服することができれば、医療業界での活動が飛躍的に活性化する可能性が高まります。積極的に取り組まれることを期待します。‣成果と今後の方向‣テストマーケティングにあたって‣販路開拓コーディネート事業での支援内容「販路開拓コーディネート事業」支援事例~ZI社~中小機構九州本部の窓口相談にて「首都圏での販路開拓」を相談されたことがきっかけでした。第1段階として、九州本部の経営支援プロジェクトマネージャーや関東本部の販路開拓チーフアドバイザーとともに、マーケティング企画をブラッシュアップしました。ターゲットは、鍼灸を医療に取り入れる研究を進める大学病院に絞りました。また、「機能・特徴」を中心とした資料から「価値」を中心とした資料の作成に注力しました。その後、販路開拓コーディネーター(販路CO)2名との同行による支援活動を開始しました。第2段階として、販路COとともに、2大学に対して8回(うち同行6回)の活動を実施しました。鍼灸の効果について理解を示していただき、2大学にて、1か月ほど、モニターとして使用していただきました。モニターにより、「効果・効能」、「仕様・使い勝手」、「競合(代替)製品と比較した優劣」、「本製品を活用できる場面」、「販売促進の方法」などの意見やアドバイスをいただくことができました。また、製品の仕様変更や消耗品に対する要望もいただくことができました。さらに、モニター先より、新たなキーパーソンを、モニター先として紹介していただけるほど、企業・製品・社長の姿勢を評価されました。第3段階として活動をふりかえり、今後の方向性を提言しました。活動のふりかえりでは、商品改良のポイントや、今後の医療業界での認知度向上のポイントを確認しました。鍼灸の専門学校では、3年間のカリキュラムのうち「電気温灸器」を学ぶ機会が少なく、また世界保健機関(WHO)が鍼灸の適応疾患を認めているにもかかわらず、医療の現場では認知度が低く、ほぼ活用されていない状況で、販路開拓の手掛かりがありませんでした。

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