販路開拓通信
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【事業内容等】 東京電力の地中送電施設の保守 工事、独居高齢者見守りシステムの開発・販売 【設 立】 1992年 【所在地】 東京都 【資本金】 10百万円 【従業員数】 20名 【支援対象商品】 見守りシステム「ネットミル」 電気使用量の変化を高度なアルゴリズムで解析 する(財)電力中央研究所の特許を実用化して 生活リズムの異常値を発見する。見守られる 側のストレスが少ないのが特徴です。 企業概要 ‣ 支援の経緯 ‣ 販路開拓面での課題 【具体的な成果】 独居高齢者にストレスを与えない、場所をとらず簡単に設置できる見守りシステムであることは評価されました。加えて、緊急時の駆け付けサービスも希望されていることが分かりました。また、行政での実績があると認知されやすいことも分かりました。 【今後の取り組み】 駆け付けサービスについては、警備会社と連携したビジネスの構築を進めることになってます。荒川区で行政主導で独居高齢者住宅でのモニターが実現していることを皮切りに、次は板橋区など行政へのアプローチを強化していく予定です。 ‣ 成果と 今後の方向 ‣ テストマーケティングにあたって ‣ 販路開拓コーディネート事業での支援内容 「販路開拓コーディネート事業」 支援事例 ~ C社 ~ 東京都荒川区産業経済部のものづくりクラスター(MACCプロジェクト)の推薦案件です。事業への理解が十分得られたことから支援させていただくことになりました。 当事業の第1段階 は、販路開拓チーフアドバイザーとともに行うマーケティング企画のブラッシュアップです。ターゲットはブラッシュアップシートの作成を通じて、ニーズが高いと想定される、①高齢者向けサービスや施設、②不動産管理の分野に絞り込みました。 次にアプローチ先を想定したプレゼン資料の作成です。アプローチ先の納得性を高めるため、プレゼンの際に本システムをいかに体験してもらうかがポイントになりました。プレゼン資料を補足する現物機器とスマートフォン、短時間に設定した電気使用状況グラフと異常値の例示を用意し、デモの方法を工夫しました。 当事業の第2段階 は、支援企業が販路COとともに市場の声を訊く仮説の検証です。販路CO3名 による 6社 13回(うち同行9回)の活動の結果・・・ ①高齢者向けサービスや施設分野では、「設置場所をとらない」「設置工事が簡単」といった評価や、多くの関心が寄せられました。一方、「短時間(夏場6時間以内)で異常が判断できれば検討の余地がある」「料金を付加するのは無理」「行政が行うべきサービスでは」という意見も頂きました。興味や意見は得られたもの、結果を得るまでに時間がかかることからモニター実施までには至りませんでした。 ②不動産管理分野では、ある不動産会社が興味を示し、新規事業として県内の総代理店契約の条件を提示しました。一方で別の不動産会社からは機器に頼るよりも、人的な見守りが重要なのではないかとの意見がありました。 事業の第3段階 は、仮説の評価と今後の方向性についての提言です。想定したそれぞれの分野から、販路開拓をするためのアイディアや商品改良についての貴重な情報を入手することができました。また、今後取り組まなければならない課題が明確になりました。 消費電力を使うところに他の見守りシステムとは差別性があるものの、類似品に比べた優位性の市場での検証や、ビジネスモデル確立に課題がありました。

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