販路開拓通信
243/526

第二段階として、販路COとともに5社、7回の同行訪問を行いました。「アルミへのめっき」のニーズが下記の理由で以外に少ないことが判明しました。・自動車では銅部材に対してコストアップになる、車載AV機器では鉄部材の穴あけで軽量化、車載電装品では通電時の発熱を危惧、という理由でアルミ化が進んでいない。・デジタルカメラはアルミ、マグネシウム、樹脂化が進んでいるが、めっきは使わずより安価な塗装やフィルムを活用している。・携帯電話の基地局でニーズはあるが、めっき済みの部品として海外から調達している。「樹脂へのめっき」について、車載AV機器、車載電装品などにシールド対策に効果のあることが判明しました。自動車用部材で「樹脂へのフープめっき」のニーズがあり、切り板でのサンプル試作を行いました。【事業内容等】フープめっき加工業【設立】1951年8月【所在地】東京都【資本金】76百万円【従業員数】170名【商品概要】「アルミへのめっき」鉄や銅の部材のアルミ化が進んでいますが、酸化被膜が付きやすく導電性が悪化したり、半田付けが困難という問題が発生します。その解決方法として「アルミへのめっき」が考えられます。アルミのフープ材に連続的にめっきする技術を開発しました。企業概要中小機構関東本部の他の支援事業を受けており、継続して本事業で支援することになりました。新技術として「アルミへのめっき」や「樹脂へのめっき」などの開発をしています。1ライン整備した「アルミへのめっき」の追加投資の見極めのため市場ニーズを調査する必要がありました。日常取引しているのは電子部品や電線メーカーであり、その先の完成品メーカーの動向はなかなかつかめていませんでした。第一段階として、本事業を活用して普段訪問できない完成品メーカーに訪問し、部材のアルミ化への状況及びめっきのニーズの有無を確認することにしました。ターゲット市場は、自動車と電機(車載電装品、車載AV機器、デジタルカメラ、携帯電話)としました。‣支援の経緯‣販路開拓面での課題第三段階として成果のまとめと提言を行いました。【具体的な成果】①完成品メーカーから各市場のアルミ化の状況、めっきについての考え方を情報収集できました。②大手自動車メーカーの次世代バッテリー部材として「樹脂へのめっき」でサンプルテストに合格し、幅広フープめっきでの試作に入りました。【今後の取り組み】①「アルミへのめっき」の事業化に加え、「樹脂へのめっき」及び一部ニーズが確認できた「マグネシウムへのめっき」の事業戦略、開発戦略を立てる。②形状が出来上がった物へのめっきのニーズにどう対応するかを検討する。③意匠めっきのニーズに対して「高精度部分めっき工法」の提案をしていく。‣テストマーケティングにあたって‣販路開拓コーディネート事業での支援内容「販路開拓コーディネート事業」支援事例~N社~‣成果と今後の方向仮説の検証「樹脂へのめっき」のニーズを把握

元のページ  ../index.html#243

このブックを見る