販路開拓通信
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「当日と終了後」に潜む落とし穴 第三回 「展示会」シリーズも、今回が最終回です。今回は、「展示会当日」と「展示会終了後のフォロー」を取り上げます。 「段取り八分」の精神で、一所懸命に準備しても、当日の対応や展示会後のフォローに 不備があり、結局は何の成果も得られなかった...では、泣くに泣けません。 しかも、当日はヒューマンエラー(人為的なミス)が起こりがちですので、一層、気を 引き締めていただく必要があります。 ‣ はじめに 3回連載 今度の展示会、こうやって失敗しよう! 「接客に慣れていて愛想のいい営業」と「専門的な内容をツッコまれたときに対応できる技術(開発の方や生産の方を含む)」がいれば安泰という発想から、そのような人員配置になるようです。 ここでの落とし穴は、人員配置というよりも、「役割分担」です。営業と技術という括りだけだと、役割として不十分ではありませんか? 第一回で「大事なお客様をお迎えする体制」について触れました。それ以外にも、呼び込み、資料の補充、展示製品の整備(手にとったあとの元の位置への並べ直し、指紋の拭き取りなど)、他ブースのチェック(同業他社の動向、展示技術の勉強、出展者同士のコラボの可能性を模索した交流)など、たくさんの役割があります。当然、交替や休憩の要員も必要です。 役割をしっかりと定義し、また分担して、不足がないように注意しましょう。 なお、展示会の会期中は同じ人がブースにいることがあります。旅費交通費の負担や業務都合から、やむを得ないかもしれませんが、心身の疲労から、ついついブース内の椅子に座って休憩したり、社員同士の雑談が多くなったり、呼び込みがおろそかになることもあります。 街のショールームやお店で、そのような方や状況を見かけたら、みなさんは、どのような印象を持たれますか? 「見られている」自覚と緊張感を持って、ブースに立つように心がけましょう。 次ページにつづく ‣ 当日は、営業と技術が1名ずついればいいよね?

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