販路開拓通信
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独自性を高める「4つのアクション」第四回前回は、独自な顧客価値を発掘する方法として、「6つのパス」についてご紹介しましたが、顧客価値を付け加えるだけでは、その分コストばかりが上昇し顧客が受容できる商品として成り立たなくなる可能性があります。そこで、業界の常識にとらわれず、既存の顧客価値を思い切って取り除くことを考えていきます。これにより、提供する価値の特徴が際立ち、独自性がさらにアップするわけです。「4つのアクション」ただし、むやみに取り除いたり、減らしたりしてはいけません。顧客の視点に立って十分検討することが重要です。たとえば食品であれば、「品質管理による安全性」や「適正な表示」など、取り除いては商品として成立しない価値もあるからです。‣引き算の勧め6回連載今日から使える「ブルー・オーシャン戦略」‣引き算の具体事例(有)静和マテリアルさん(静岡県)が開発した、「スリットファイル」をご紹介します。オフィス用のファイルにフラットファイルという商品があります。資料に穴をあけ、綴じ具に通して保管するという使い勝手の商品です。「スリットファイル」は紙製のスリット部に資料を差し込むだけで、バラけず持ち運びができます。(特許取得済み)金属や樹脂製の綴じ具を取り除くと同時に、穴あけの手間を減らすことで、新たな商品ジャンルとしての独自性を高めました。次ページへつづく付け加える増やす取り除く減らすここが大事スリットに資料を差し込むだけ引き算で独自性アップ(有)静和マテリアル(静岡県)

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