販路開拓通信
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【事業内容】花専門小売、園芸サービス業【設立】1983年【所在地】静岡県【資本金】8百万円【従業員数】4名【支援対象】はなパコ本商品は、花束を傷めず簡単に収納でき持ち運べる包装具です。主に花小売店が花束と一緒に販売するものです。①花束がコンパクトに収まり、持ち運び時の揺れや擦れによる花の損傷が防げ、花束のラッピングのズレ、リボンの変形も無い②保管時に立て掛けやすく、フックにも吊るせるので水持ち効が良い③45~75㎝迄の長めの花束に適応できる④内側が白色加工なので、メッセージや寄せ書きなどにも利用できるなどの、特徴があります。企業概要‣支援の経緯‣販路開拓面での課題【支援後の具体的な成果】①大手花材卸業者からテスト販売用として受注が決まり、口座を開設することができました。②テスト販売結果に応じて大量発注をすることを計画しているとのお話を頂きました。【経営者のコメント】当事業の支援を受けて、①営業訪問時のプレゼンやヒアリングのポイント、②仮説の検証方法、③見積書の作成方法、④「営業フォローの重要性」のような今後独自に販路開拓する際の重要な点について販路COとの同行活動で学ぶことができました。また、利便性のある商品はすぐに模倣される危険性があることにも気づきました。今後はこれらの情報・ノウハウをもとに積極的な攻めの営業を継続したいと考えています。‣成果と今後の方向‣テストマーケティングにあたって‣販路開拓コーディネート事業での支援内容「販路開拓コーディネート事業」支援事例~SG社~しずおか産業創造機構の推薦:出張相談会での出会いよりマーケティング企画のブラッシュアップに真摯に取り組まれました。当事業の第1段階は、販路開拓チーフアドバイザーとともに行うマーケティング企画のブラッシュアップです。今までの営業活動を踏まえて都内花小売店と花材卸業者等に販路があると仮説を立てました。これらの分野からのニーズの確認と商品改良の意見を訊いて販路開拓の可能性を検証することにしました。花屋ならではの開発品ですが、エンドユーザーが追加料金を払ってでも事業として成立するかの検証が必要でした。知見のある販路開拓コーディネーター2名を選抜してマッチング会で意見交換を実施。資料を再確認して活動を開始しました。当事業の第2段階は、支援企業が販路COとともに市場の声を訊く仮説の検証です。2名のCO による7社13回(うち当社の同行6回)の活動の結果、①花小売店:企業ごとに対象顧客・コンセプトが異なることから評価が分かれました。具体的には、高級小売店では、はなパコで花が隠れてしまう、電鉄系小売店では、スペースがないため在庫が出来ないなどの御意見をいただきました。②花材卸業者:同分野の組合では幅広い小売店を対象とするため、はなパコの利便性を評価いただきました。しかし、これらの意見はあくまで花を販売する側の意見であり、エンドユーザーである顧客の意見を訊かずに判断することは難しいとのことで、短期間の試験販売を実施いただくことになりました。当事業の第3段階は、今後の方向性についての提言です。卸業者での試験販売とあわせて、はなパコに対応した花束の提案や、はなパコに花束を入れた状態で販売するBOX販売のような販売方法の提案が望まれます。このため、商品の改良を含め常に攻めの営業を継続していただくのに必要なアクションプランを例示して提言しました。当社は花小売業が本業であるため、待ちの営業姿勢でした。このため自社開発商品をどのようにお客様に勧めるかの攻めの営業を体験することが販路開拓の課題でした。

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