販路開拓通信
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販路開拓COと活動期間中に14社延べ30回の企業訪問を行いました。はじめは、一方的なプレゼン内容でしたが、訪問後の反省会を重ね、理解度を高めるプレゼン方法やアプローチ方法、課題などが見えてきました。また、お客様から現場の情報をいただき、商品の改良・改善を行うことで、自動車関連企業との少ロット成約にも至りました。さらに、お客様との多くの面談により、充実した商品にむけての改善着手に繋がり、当事業の販売戦略見直しという大きな成果が得られました。本製品のネジ締め製造工程の現場における完成度、新規性、優位性の仮説について検証を行いました。その結果、アプローチした自動車関連、精密機器関連の企業で、品質改善ニーズの確認ができました。また、支援企業が、お客様の声を真摯に受け止め、活動期間中にもかかわらず、素早く商品の改良・改善にも努めた点が評価されました。■情報収集できた主なニーズ①ネジ締めトルクと時間管理を併用することによる製造工程での品質向上が理解され、市場性が高く、コストも適正との評価を得ました。②現行モデルだけでは各製造工程に対応できないので、製造工程毎の対応が重要であることがわかりました。③ラインアップ面で、複数台の制御が可能な種類、自動機器対応、数種類のネジ設定ができることが重要であることがわかりました。【業種】各種検査治具の製作、ネジ締め管理装置の開発・製造・販売【代表取締役】井出貴美【本社所在地】新潟県糸魚川市【資本金】1,000 万円【設立】昭和60年7月【従業員数】11人【URL】http://www. idekeiki.com.jp/トルクと時間値の検知によるネジ締め管理カウンター「スリューマネージャー」について、開発製品の完成度を見極める事業化調査を希望しました。■背景ネジ締めによる“ものづくり”品質向上のために、「たかがネジ、されどネジ締め」の完成度を高めたい。■活動をとおして解決したかった課題<完成度を高めるためのニーズや情報を収集する>①商品の方向性を明確化②商品の改良・改善③商品モデルのラインアップ④市場適正コストの把握⑤販売チャネルの構築‣支援を希望したテーマ‣活動の状況販路開拓コーディネート事業を利用された企業の「その後」⑤電動ドライバーによるネジ締め工程での長さ、ネジ浮き、ネジなし、ドン突き、カジリ、頭ナメの問題を解決する管理カウンターです。生産工程でのネジ締め品質管理に貢献します。‣活動の所感有限会社井出計器‣企業概要‣当社の歩みと公的支援の活用1980年に精密機器企業の共栄工場として設立。品質保証関連事業として、磁気ヘッド、カーオーディオ、液晶検査治具、その他検査装置などの治具を考案、製作し、ソフト、ハード、メカなどの技術力を積み重ねました。これらの技術の融合と現場の声を生かし、P社よりネジ締め管理装置の開発依頼を受け製品化。県支援センターを通して、販路開拓コーデイネート事業の支援を受けることになりました。その後、ものづくり補助金制度を活用し、電動ドライバーを共同開発中です。

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