販路開拓通信
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「中小機構への期待、要望、果たすべき役割」をご紹介します。大和社長1)中小企業の支援は、保護とは違うとは思います。厳しくなっていくのは目に見えていますから、その厳しさの中で耐えて生き残れる脚力、体力をつける支援策が重要になってくる。例えば、中小企業の経営革新支援認定を取得してやっておられる企業は、ある意味その後の支援施策が受けられるということで、1つのゴールはクリアしている。しかし、当初の計画が実行されたか、当初の仮説が合っていたのか間違っていたのかということはあまり検証されていないような気がします。2)仮説に対して、うまくいかなかったときにどうするということを考えておく必要があります。販路支援事業でも同じです。駄目だったときに、「止めますね」と引き際をきちんと設定してあげる。われわれも今回の事業の中でコーディネーターの方から、「ここだめ」といわれる部分がたくさんありました。それはそれで心の整理がつきました。この業界を知っている人だから出てきたことなので、それはすごくよかったと思います。幟立(のぼりだて)社長1)私は経営革新計画の承認もとり、地域資源の認定も受けていますので認定好きといわれています(笑)。なぜ認定をとるかというと、書類をまとめるということが中小企業にとって大事なことだと思っているからです。中小企業の経営者は自分を振り返ることができない。事業計画を出そうとすると、過去を振り返り、そして将来を考えないといけない。うまくいかないこともたくさんあります。そこで切り換えて変更していけばいい。2)書類作成に何日もかかり、データ収集も必要です。私の場合、販路開拓コーディネート事業で、いろいろ指導を受けたので大変勉強になりました。最終的に目標の売り上げを達成することができ、厳しく指導していただいたことは大変有難いことでした。3)もう1つは、「Rin」にも商品を置いていただいていますが、このテストマーケティング・ショップはすごいと思います。中小企業の商品が置いていただくようなギャラリーが少ない中で、東京・表参道いう場所であれだけのショップはないし、「Rin」のPR冊子も大変素晴らしいと思います。先日、伊勢丹で「Rin」の商品を展示するという機会に、うちの商品も出していただきました。そこで伊勢丹のほうできちんとマーケティング、商品に対する評価もいただきました。これが私にとっては大きなフォローになる。こうした取り組みを国内だけでなくて海外でも展開していただけると大変有難いです。「中小企業振興」新春座談会で大和社長、幟立社長がお話しされた(写真左から南PM、大和社長、幟立社長、前田理事長)

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