販路開拓通信
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技術を活かしたビジネスを展開する当社にとって、今後の事業構築の基礎となる体験でした。具体的には、現場の意見を十分反映し、仮説の検証を行いながら販路開拓を進める手法です。活動終了後は、その後の大型プラントのマーケティングや製品開発のコンセプト作りに応用しています。一方、植物工場はその特性上、検証作業から現場の要望に対応するのに時間がかかるため、もう少し支援期間を長く取っていただけると良かったと思います。【業種】植物工場(*)の開発・施工【代表取締役】森一生【本社所在地】神戸市中央区【資本金】5550万円【設立】平成13年5月【従業員数】14人【URL】http://www.biokite.com*植物工場とは、光や温度、湿度などを制御し、野菜や果物を計画的に生産する施設の総称‣支援を希望したテーマ‣活動の状況販路開拓コーディネート事業を利用された企業の「その後」④植物工場の用途開拓■背景これまでも大型プラントは受注していました。しかし受注から完成までの期間が長く、市場も未成熟でした。そこでビジネスを軌道に乗せるために、小型モデルの事業化可能性調査(F/S)を希望しました。■活動を通じて解決したかった課題①受注の安定を目指した小型モデルのF/S②最適なチャネルの探索■仮説の立案・・・ターゲットに先進的なモデル保育園を設定・・・①園児には、無農薬で安全②保育園には、年間育成カレンダーの提案③代理店には、育成ノウハウ・資材供給の継続的ビジネス機会の提供■仮説の検証園の市場に明るい販路開拓コーディネータと同行。使用上の課題などの現場からの指摘を仰いだほか、代理店を通じて展示会出展の機会をいただいた。■成果:モデル保育園での栽培開始‣活動の所感株式会社森久エンジニアリング‣企業概要「幼児に科学する心を涵養する」と評価されました平成13年:5月設立、科学凧「バイオカイト」発売平成14年:遠洋航海用「小型植物工場」開発平成18年:「バイオカイト」・・・グッドデザインひょうご受賞、兵庫ユニバーサル社会づくり賞受賞:「植物工場」・・・深夜電力のみで稼動する植物工場システムを完成京都府の野菜流通業者に納入(平成21年現在日産量は国内No.1):中小企業総合展東京に「小型植物工場」を出展平成19年:販路開拓コーディネート事業で採択:食育をテーマとして保育園市場のテストマーケティング:活動の成果として保育園でのモニター栽培開始平成20年:保育園市場向けに大手教材会社S社の誌上に掲載平成21年:野菜栽培期間短縮のための高効率照明設備を開発‣当社の歩み

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