販路開拓通信
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当社は一品受注生産の加熱設備を扱う専業メーカーであり、規格製品を扱うことが初めてでした。そこで、まずは製品の販売体制、及び販売戦略について助言いただきました。担当いただいた販路COは、業界経験が豊富で、かつ人的なネットワークが広い方でしたので、ガスバーナの販路開拓にとどまらず、ガスバーナーを含むトータルシステムとしての需要を主眼に分野を絞り込んで活動できました。これにより、技術的な示唆に加えて、人的なネットワークも構築でき、活動を通して新しい課題を抽出し、対応策を検討・実践しました。販路開拓チーフアドバイザー(CAD)と当製品が優位性を発揮できる分野を考えて市場を絞り込んだ後、販路開拓コーディネーター(販路CO)とともに市場へのアプローチ活動を開始しました。その結果、アプローチしたすべての企業(工場、商社等)でニーズを確認するとともに、技術的なアドバイス・指導をいただき、商談にも至りました。また、技術部門以外の社員もガスバーナーのメンテナンスを行えることや、生産・フォロー体制についても安心できると、評価いただきました。■収集できたニーズや情報■①温度効率が高く、工場のCO2削減、省エネ対策に有用(特に600℃以上の排熱のある工業炉)。②現行の出力35,000kcal/hでは需要が少ない。出力能力の大きいタイプの開発が必要。③現行機種は天然ガス向けだが、既存設備はLPGが多く、多様な燃料への対応が必要。④燃料削減率から計算すると適正コストだが、ガスバーナーとしては高価。コストダウン要。【業種】加熱設備の開発・設計・製造・メンテナンス【代表取締役】髙梨智志【本社所在地】静岡県浜松市北区【資本金】8,800 万円【売上高】1,850百万円(H21年7月期)【設立】昭和60年8月【従業員数】46人【URL】http://www.ecom-jp.co.jp/熱交換機を搭載した省エネルギーバーナーのテストマーケティング■背景■地球環境に配慮した“ものづくり”。具体的には、CO2の排出量を削減できる省エネバーナーの完成度を高めるために、市場の声を訊いて技術面の示唆を受けることでした。■活動を通じて解決したかった課題■完成度を高めるため、下記のニーズや情報を収集することが課題でした。①需要の発掘②出力能力の選択③対応燃料の種類の増加(LPG、13A)④量産化に向けた製造手法⑤適正コストの調査‣支援を希望したテーマ‣活動の状況販路開拓コーディネート事業を利用された企業の「その後」③炉内の燃焼排ガスを燃焼用エアの予熱に利用します。受熱側の温度効率は80%以上、燃料節約率は35%以上、期待できます。‣活動の所感株式会社エコム‣企業概要‣当社の歩み売上高と従業員数の推移1,5001,3781,8601,8503942434505001,0001,5002,000平成18年度平成19年度(販路CO事業利用)平成20年度平成21年度35404550売上高(百万円)従業員数(人)

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