平成27年度 ハンズオン支援事例集(専門家派遣制度)
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12産業用素材分野で「地域ナンバーワン商社」になる戦略実行、そして新事業で「ものづくり商社」に挑戦 当社は産業用素材の専門商社であり、国内インフラ需要に大きく業績が左右される事業環境にあるが、地域に目を向けると防災分野等で新たな需要もあり、地域の需要の取り込みと新たな事業開拓が当社の課題である。産業用素材分野に関しては、すでに全国に15の支店・営業所がある。この営業所の営業活動を如何に効果的に行っていくかを全社事業戦略と整合性を持たせて活動を行う管理手法を構築した。新規事業開拓に関しては当社の強みを活かしながら商社の枠を超えて、ものづくりを含めた新たな事業を展開中である。企業概要 当社は1611年、加賀百二十万石二代目藩主前田利長公の高岡入城に際し、越中砺波郡西部金屋村の鋳物師7人を城下町に招き、鋳物工場の操業を始めたことを源流とする老舗企業である。産業用素材の専門商社で主な部門に、金属部門、特品部門、機械部門、機能材部門、開発事業部門、液化ガス部門がある。 主な取扱製品は、金属部門は鋳造用銑鉄等、特品部門は特殊混和剤(セメント・コンクリートの機能向上の為の添加剤)等、機械部門は、鋳造プラント設備等、機能材部門は電子材料、ファインセラミックス等、開発事業部門は鋳物技術を活かした各種防護柵等、液化ガス部門はプロパンガスの供給等、国内産業インフラ分野が主力分野である。その他鋳物業に関連した各種製造設備、家庭用のプロパンガスの供給等、創業来の伝統を守りつつ新たなビジネスも手掛けてきた。当社の強みは、長い社歴と共に培われてきた厚い信頼である。公共投資に左右される事業環境は厳しさを増しつつある中、この信頼を横展開することに力を注ぎ始めた。具体的には地域の新たな顧客・需要の取り込みと大胆な発想による商社の枠を超えた新規事業開拓である。地域需要の取り込みは、地域の特長を活かしたきめ細かな営業活動が重要である新事業展開型産業用素材分野で「地域ナンバーワン商社」になる戦略実行、そして新事業で「ものづくり商社」に挑戦当社は創業から約400年の社歴があり歴代トップは金森藤平を襲名している。産業素材分野は成熟市場であるが、全社で力を結集する方法と実行力を養成し、基幹事業の成長性を高め、商社の枠を越えた新たな事業にも挑戦し独自の道を切り開きつつある。関東本部 プロジェクトマネージャー 天野 俊基企業名 金森藤平商事株式会社業 種 非鉄金属製品卸売業本社所在地 東京都中央区八重洲2-11-4資本金 100百万円設 立 昭和13年12月売上高 12,779百万円(平成27年3月期) 従業員 98人(正社員94人)金森藤平商事株式会社本社ビル

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