平成27年度 ハンズオン支援事例集(専門家派遣制度)
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35株式会社モーニング3、新工場建設方針決定 ①新工場建設のコンセプト、投資限度額 ②建設完工、稼働開始の大枠日程計画4、管理体制強化 ①組織体制の再構築  ・役員体制(副社長の新設、新任役員2名就任)  ・常務会新設(合議制による意思決定機関)運用開始 ②規程類の整備(常務会規程、稟議規程) ③人材育成(事業承継候補、新役員誕生) ④以上から社長が目指す「会社らしい会社に」の実現に一歩踏み出した。【第3ステージ】(平成27年10月〜平成28年9月)<主な支援内容>1、新工場建設に関する全体サポート ①第2ステージで明確にした建設方針に基づく新工場建設関連の支援 ②投資対効果の検証、全体整合性の確認2、QCDの充実促進 ①発注及び生産管理システムの構築 ②社内情報共有化の促進 ③7S(5S+洗浄・制菌)の促進3、計画経営のレベルアップ ①管理会計の定着化 ②利益計画、賃率方式の活用促進 ③目標BSを見据えた資金計画策定<成果予測>1、新工場竣工 ①平成28年7月より操業開始予定。 ②発酵工場・・内製化に向けた構想をつくり、新工場移管後に着工し早期稼働に繋げる予定。2、経営管理レベルの向上、常務会の機能充実が図れる。3、生産工程改善、7S活動等による生産性と品質管理、衛生管理レベルが向上する。4、計画経営の充実・・全ての業務が「計画ありき」で「見える化」「業務効率アップ」「人材育成」が出来る。5、業績向上(グラフ参照) ①支援開始前の平成25年3月期と平成27年3月期と比較し、売上高:13.4%増。更に平成28年3月期は、販促活動が功を奏し、売上高:約1,000百万円(約23%増)となり、経常利益は価格改定や業務効率向上等が貢献し、約40百万円と大幅増益が確実視されている。 ②経営スタイルを変革し会社らしい会社に変貌中である。今後の課題1、新工場建設の計画に則った推進 ①現工場、本部機能の新工場への集約化 ②新工場へスムーズな移管 ③資金計画、利益計画の再確認2、新設した「常務会」の徹底機能3、販売戦略再構築による繁忙期対応 ①店舗展開のあり方 ②顧客を重視した新商品開発4、事業計画、部門別・店舗別行動計画策定の継続と定着化・PDCAの風土化。5、事業承継のスケジュール化 以上が今後の経営課題である。経営者のことば 東日本大震災以来、地域を取巻く環境が大きく様変わりし、原材料の高騰、人材の枯渇など様々な危機に瀕しております。中でも過去3〜4年、毎年のように原乳価格が高騰した事による収益の悪化は、業界全体で価格改定を判断せざるを得ない深刻なものとなっております。 そんな折、中小機構の専門家継続派遣事業を知り、2年間に渡る指導を頂く中で、経営理念・ビジョンの制定、事業計画の策定、数値管理の確立を進め、PDCAの実践に取組み大きな成果を得る事ができました。まだまだ課題も多く残りますが、第3ステージに向け次の目標に向かい、全社一丸となり取組んで参ります。代表取締役 一条 武人社長秋の果実ヨーグルト

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