平成27年度 ハンズオン支援事例集(専門家派遣制度)
23/58

27株式会社大矢根利器製作所③可動刃熱処理の改善により、歪み取り作業時間を短縮し、年間約7百万円のコストダウン、主要製品の材料発注ルールの見直しと在庫の削減で年間約7百万円のコストダウン、主要製品の工程間仕掛品在庫金額が3百万円のコストダウンが実現できた。④熱処理工程改善で約1,000万円のコストダウンが実現できた。⑤開発した紙粉機を2機販売し、支援終了年度決算の過去最高売上、最高経常利益の確保に貢献した。⑥主要製品について半期ごとに平準化生産計画を作成し運用するルールを決定した。 2期の支援を通じて、プロジェクトメンバーの積極的な取組みによって新商品の試作が完成し、デモンストレーションまで実施するとともに、製造現場の効率化によってコストダウンも実現できた。 こうして、これから次の時代に向けて飛躍するための経営機能が強化され、新たな体制づくりが実現できた。今後の課題 今後は、新商品の販路拡大を図るとともに、開発プロセス・ノウハウを活用した研究開発を進め、新商品の開発や技術を応用した新たな商品展開、既存取引先への提案などに活かしていただくことを期待したい。製造については、導入した仕組みやノウハウを実践し、創意工夫して自社のものにする定着化を進めなければならない。また、新商品の開発体制や現場改善の実施体制を検討し、グローバルな視点に立った将来のビジョンを明確にするとともに、全社的な組織体制を再構築することが課題である。経営者のことば 今回の支援を通して、新商品である紙粉機ができ、新たな事業分野に進出する基盤ができた。現場の社員も成長したと思う。今後は、現状商品の品質向上と販路開拓を図ると共に、一般家庭向け商品への展開など新たな商品開発も行っていきたい。今後は、一人一人が経営者意識をもって仕事に取組むことを期待したい。中小機構の支援に感謝している。今後も引き続き支援をお願いしたい。代表取締役 大矢根裕一社長既存商品のブラッシュアップ・新製品開発プロセスの検討現状コンセプトの明確化市場ニーズの調査競合品の調査情報の整理提供する価値の明確化市場の設定新コンセプトへの集約自社技術の洗い出し新商品開発の仕組み構築進捗・レビュー方法の検討レビュー方法の見直しレビューによるマネジメント新商品開発プロセスの実践コンセプトの明確化仕様への落し込み進捗レビュー(技術)課題の抽出取組計画の策定まとめ管理改善チーム現状調査問題点の洗い出し対象範囲の確認改善活動計画の社長承認生産計画の改善新生産計画の運用①生産管理改善案①生産管理改善の実行計画モデル職場での運用トライ原単位の整備全職場へ展開工数計画の作成他職場への水平展開改善効果の確認現場改善チーム5S改善①整理製造現場の改善①段取替え改善ネック工程の改善生産の流れ化動線のムダ取り不良削減組合せのムダ取り改善効果の確認製造現場の改善③製造現場の改善②製造現場の効率化と生産管理の仕組みづくり5S改善②整頓5S改善③清掃5S維持・定着化5S維持・定着化5S維持・定着化新生産計画の運用②生産管理改善案②製造現場改善の実行計画新商品開発の仕組みづくりと新商品開発支援短期集中型複合支援フロー(新商品開発及び現場改善等)

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

page 23

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です