平成27年度 ハンズオン支援事例集(専門家派遣制度)
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23日笠工業株式会社めた。 動画を用いたプレゼンテーションによりコーディネーターの日笠工業及び商品に対する理解は深まった。また、コーディネーターからは、新たな意見が出るなど、想定市場設定に関して内容が深まることとなった。2活動計画の決定とテストマーケティングの実践 マッチング会を経て、訪問企業・訪問部門を決定し、実活動として15社を選定、企業訪問がスタートした。テストマーケティングの実践を充実させるために、各コーディネーターとの同行訪問により得た共有すべきニーズや業界動向は、機密情報に留意しつつ、コーディネーター同士で共有し活動した。また、当社の同行訪問企業に対するフォロー活動は迅速かつ、適切なもので、課題解決に向けた対応方法の柔軟な発想で新たな提案を生み出すものになった。3テストマーケティングの実践結果 精力的な活動の結果、具体的な引き合いとして、高所の作業でのサービスなど技術や経験を伴う、まさに同社ならでは、他社がどこでも簡単にできない作業が、評価されることになった。また、これまで、想定していなかった場所での具体的なニーズを発見するなど、新規事業拡大の鍵となる点を見出した。そして、本活動で仮説として設定した、「ワンストップ&エキスパート・クリーニングサービス」は、当社の豊富な提供サービスとして顧客との接点づくりに有効な手立てとなり、ビジネスの間口を広げることができると確認できた。 ただ、最初の扉を開けたのち、次の扉を開けていくためには次の「打ち手」も必要である。今活動により、「ワンストップ&エキスパート・クリーニングサービス」の商談推進のフローが明確化し、さらに突破するため、顧客の課題を引き出し、顧客別に作業メニューを作成し、既存業者と協調関係の作業体制を作っていくという「臨機応変」な対応や、顧客別の提案メニューの開発などの課題が顕在化した。今後の課題 当社の強みは、社員が決めたことはやりきる点にある。販路開拓コーディネート活動は短期間での活動であったが、明確になった営業課題に対して、当社は社長が先頭に立ち、毎月の営業会議で課題を明確化し、次の「打ち手」を決めて活動をすることを継続。その後の営業活動でもきわめて良好な実績をあげるなど着実に進化している。 今後においても、ターゲット業界・分野での新たな顧客とのコミュニケーションにより、洗浄・清掃・メンテナンスの業界の様々な課題にチャレンジし、新たな商品づくり、市場づくりにより、マルチ・トータルクリーニング企業として展開することが期待される。 経営者のことば 中小機構の支援活動を通じて、自社の営業展開・戦略・体制の再構築、自社の弱みと強みの再認識ができたこと。また社員全員が問題意識や危機感を共有し、営業活動や受注の喜びを共有できたとともに、自社を見つめ直す・振り返る良い機会になったと思います。この支援活動が弊社にとって、とても大切で良い経験になりました。中小機構の皆様、本当にありがとうございました。ご支援を受けた活動はまだまだこれからであり、これまでに頂いたアドバイスやご縁を大切にしながら新たな展開ができるよう邁進していきたいと思います。日笠 秀樹 社長「超高圧ジェット洗浄」で狭い隙間でも洗浄が可能高い洗浄の技術を柱に「環境」に関する問題を解決

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