平成27年度 ハンズオン支援事例集(専門家派遣制度)
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20工場・設備のアメニティサービスを可視化し、新市場を開拓 当社は、新事業の創造が成長のために不可欠と判断した。そこで、中小機構のハンズオン支援事業である「専門家継続派遣事業」と「販路開拓コーディネート事業」を組み合わせて活用することで、組織的に販路開拓能力を向上させ、自社だけでは突破できなかった新市場開拓の壁を破り、新たなステージに到達、さらに前に進むべく全社一丸となり進んでいる。企業概要 当社は、地域の大手製鉄所の建造物や設備の洗浄、清掃、メンテナンスを中核事業とする企業で、創業99年を迎える。 創業以来、取り巻く環境や顧客の設備状況へ柔軟に対応し、ノウハウを蓄え、技術を向上させてきた。また、製鉄所の工場内に拠点を設けるなど顧客に密着し、常にタイムリーなサービスを提供し、製鉄所というものづくり現場にとって重要な役割を担ってきた。当社の事業に対する真摯な取り組みにより、顧客との密な関係を構築し、これまで順調に発展を遂げてきた。 しかし、鉄鋼業界のグローバル化や主要顧客の事業内容の大幅な変更など、事業環境が変化するなか、当社がその変化に対応し、さらに発展し続けるためには、新たな事業への取り組みが必要との経営者の判断のもと、新規事業部を発足、新市場の開拓に着手してきた。 しかしながら、新規事業確立に向け、「知恵と工夫」を持って仕事に取り組み、常に革新し変化をめざす当社の姿勢は、新たな顧客との接点を持つことはできても、事業拠点である兵庫県内でも点での営業活動に留まり突破口が見いだせない状況であった。中小機構との出会い 早期に新規事業の確立を目指すものの、効果的な「打ち手」が見いだせない状況の中、現状を打破するために必要な行動は、「新市場開拓」だと位置づけ、その手立てとして、支援機関の実施する販路開拓支援メニューについて関心を持った。新事業展開型工場・設備のアメニティサービスを可視化し、新市場を開拓創業以来、100年近くに渡り培ってきた建造物・設備の洗浄・清掃・メンテナンス・解体などに関わる高い技術力とノウハウを市場に即し、新サービスとして見える化。新たな市場に訴求して販路を開拓した。近畿本部 販路開拓プロジェクトマネージャー 高畠 和夫企業名 日笠工業株式会社業 種 洗浄・清掃工事業本社所在地 兵庫県神戸市灘区大石南町3-3-1資本金 20百万円設 立 昭和23年12月売上高 2,959百万円(平成27年10月期)従業員 80人日笠工業株式会社創業99年の歴史と、45年以上の洗浄工業実績を誇る素材に合った薬剤を使用して行う「スパークルウォッシュ」

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