平成30年度版 中小企業事業経営者のための事業承継対策
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− 7 −Copyright ©2018 SMRJ All rights reserved【ケース3】後継者に事業用資産の集中が出来なかったケース【ケース4】自社の魅力(製品に対する思い等)が後継者に承継できずに取引先との      友好な関係を築けていないケースポイントポイント・自社の魅力を後継者に伝えることができていないため、取引先と友好な関係を築 けていない事例 けていない事例・現経営者から後継者に対して積極的にコミュニケーションを取るようにし、自社・現経営者から後継者に対して積極的にコミュニケーションを取るようにし、自社 の強みについて一緒に考える機会を増やす必要がある。 の強みについて一緒に考える機会を増やす必要がある。H:機械製造業のオーナー。創業時からの顧客や新規の顧客から自社の技術に高い評価を得ており、H自身も製品にこだわりがある。I:Hの長男。後継者として取締役に就任して久しい。● Hは、長男 I を取締役に就任させることにより、仕事を通じて、Hが創業以来こだわり続けた製品の魅力を理解してもらえると思っていた。● しかし、 I の仕事ぶりを見ていると、 I には自社製品の魅力が伝わっていないようにHは感じている。Hも高齢となり、長年自社と取引してもらっている顧客のために、今後も自社の製品を製造し続けていけるか、毎日焦りと不安の日々を送っている。

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