平成30年度版 中小企業事業経営者のための事業承継対策
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− 11 −Copyright ©2018 SMRJ All rights reserved事業承継と「会社の魅力」の磨き上げ アンケートでは、現経営者は先代経営者から事業を引き継いだ際に、「経営力の発揮」「取引先との関係の維持」「一般従業員との関係の維持」等、目に見えにくい経営資源の承継に苦労されています(5ページ図表5)。 会社の強みは目に見えにくいことが多く、後継者が「経営」を承継するには、会社の強みの源泉となる知的資産(経営理念、人材、技術、ブランド、ノウハウ、顧客とのネットワーク等の目に見えにくい資産)を把握する必要があります。知的資産の棚卸し ⇒ 自社の強み、弱みを知る 現経営者と後継者が、「知的資産の棚卸し」に共同で取り組む過程において、「経営の承継」がなされます。⇒「会社の魅力」の磨き上げにも直結します。 後継者は、把握した知的資産の状況に基づき、強みを活かし、弱みを補うための取り組み(新たな知的資産の創造・獲得)により、業績の向上に結びつけることができます(知的資産経営)。 現経営者と後継者がお互いの理解を深めるためには知的資産の「見える化」が重要であり、「事業価値を高める経営レポート」の枠組みに沿って一緒に考え、自社の沿革や知的資産、将来に向けた事業のあり方をまとめる取り組みが効果的です。 http://www.smrj.go.jp/tool/supporter/soft_asset1/index.html「見える化」

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