基礎からわかる海外リスクマネジメントガイドブック
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18 19 法規制の変更・不透明な運用 参入における規制(外資規制の強化、許認可取得手続きのトラブル等)や、不透明な裁判制度による不利益の発生などのリスクです。 当局により頻繁に自社事業に関連する規制・運用が変更されている。 自社に関連する法規制の運用状況を把握していない。 トラブル発生時に相談できる現地の専門家を確保していない。 規制の解釈について当局に照会した際の当局とのやり取りを記録に残していない。 自然災害・感染症リスク 20 自然災害 地震・噴火・津波・風水災・落雷などのリスクです。 進出先において想定される自然災害の種類や頻度、規模等を把握していない。 自然災害の発生に関する情報を常時収集していない。 自然災害を想定した事業継続計画の策定や備蓄等の対策を実施していない。 従業員との緊急時の連絡方法や安否確認方法を定めていない。 21 感染症・衛生 新型インフルエンザ等の感染症の感染拡大、適切な医療処置を受けられないことによる重症化などにより多数の従業員が罹患し、事業運営が困難となるリスクです。 進出先において想定される感染症を把握していない。 海外拠点の従業員に感染予防対策を周知徹底していない。 感染症の流行を想定した事業継続計画の策定や備蓄等の対策を実施していない。 進出先において十分な医療レベルの病院が少ない(または十分な医療レベルの病院を把握していない)。 急病時の緊急搬送などのサービスを契約していない。

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