基礎からわかる海外リスクマネジメントガイドブック
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15 10 取引に関する法令違反 談合・ダンピングや、輸出品の貿易規制への抵触などのリスクです。 法令を踏まえ、社内の取引関連ルールを整備していない(ルールはあるが徹底できていない)。 定期的に海外拠点におけるルールの遵守状況について確認を行っていない。 内部通報制度など、違反の兆候を早期発見するための仕組みを整備していない。 取引に関するルール違反件数が増加傾向にある。 当局により頻繁に規制・運用が変更されている。 11 贈収賄 海外拠点において現地企業への不適切なリベートや、現地公務員からの不当要求による金銭の支払い等により罰せられるリスクです。 贈収賄防止のためのルールを整備していない(ルールはあるが徹底できていない)。 現地パートナーや取引先の選定時に、贈賄リスクを意識した調査を行っていない。 定期的に海外拠点の経理の状況について監査を行っていない。 当局により頻繁に規制・運用の変更がされている。 12 知的財産に関するトラブル 自社の特許・商標などの知的財産権が侵害される、また自社が第三者の知的財産権を侵害してしまうなどのリスクです。 進出先の知的財産制度に関する情報を収集していない。 当局により頻繁に規制・運用が変更されている。 他社の知的財産権出願状況を確認していない。 進出先において使用する知的財産権を進出前に出願していない。 知的財産権の出願や各種手続きについて、専門家に相談していない。

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