基礎からわかる海外リスクマネジメントガイドブック
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14 7 環境汚染 製造工程で使用する有害物質等の漏えいによる土壌・水質・大気等の汚染や、その結果生じる当局による操業停止命令や環境NGOによる反対運動の発生などのリスクです。 環境規制を踏まえ、業務運営に関するルールを整備していない(ルールはあるが徹底できていない)。 規制対象の数値データが悪化傾向にある。 定期的に海外拠点の環境規制遵守状況について確認を行っていない。 当局により頻繁に規制・運用が変更されている。 販売リスク 8 顧客とのトラブル 売掛金の回収失敗や、顧客からの納品予定製品の引き取り拒否などのリスクです。 顧客との取引開始前に信用調査を実施していない。 顧客との取引に際して契約書を締結していない。 海外における与信管理ルールを整備していない。 代金(売掛金)の未回収金額が増加傾向にある。 9 商慣習・風俗・宗教に関するトラブル 納期管理・コスト意識の違いによる取引先とのトラブルや、現地慣習や宗教上の制約等に関する従業員への配慮不足などのリスクです。 商慣習や宗教上の留意事項に関する情報収集を行っていない。 新任駐在員や出張者に、現地の商慣習や宗教等に関する留意事項を周知していない。 現地従業員とのコミュニケーションが良好とはいえない。

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