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第2回「秋遠からず」

平成21年3月の執筆者は、チーフアドバイザー(モノ作り)大村 卓一です。

「秋遠からず」

人員・設備投資・研材費・・・・削減という記事は留まることがない。 世界中シュリンクしてゆく(縮こまる)のではないかと寂しくなる。 そんな折、FBRと言うアメリカのゴルフトーナメントをTV観戦した。 解説者がこの大会の入場者数を47万人と報告していた。 入場料が2000円とするとこの大会の売り上げは9.4億円となる。 需要が落ちているこの時期にこんな需要がある。アメリカには。 日本の大会の観客はせいぜい2万人と記憶している。 桁を間違えたのだろうと不安になり調べることにした。 NHKコールセンターに電話すると、 「VTRを確認するから正確な日時を教えてください」 との返事だった。 最悪3時間位どなたかを煩わせなければならないことになるので引き下がった。 だめもとでパソコンの前に座り、「観客動員数 PGA」とインターネットの検索を試みた。 http://get-inthehole.com/pga/fbr_3.html (外部サイト・新規ウィンドウに表示)の画面が表示され私の記憶が正しかったことが判った。 「知りたい」と言う欲求を瞬時に満してくれるツールを開発したのはアメリカだ。 使う側がツールを育てた事例だと思う。 知識欲は無限だから未だこの事業は発展中で、needsとseedsがかみ合っている。 アメリカは需要が経済を引っ張っているのだということを改めて知った。 シュリンクするより自分を信じて挑戦する時期だと思うが、西の空の暗雲だけが気に なり雨具の準備ばかりをしている。日本(わたし)は。 この秋は雨か嵐か知らねども 今日のつとめの田草とるなり  せめて二宮尊徳さんの教えに従って、きっとくる収穫の季節に向けて田草取りという コア技術の石積みをしておきたい。

 

チーフアドバイザー(モノ作り) 大村 卓一