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第21回「今年の秋のお彼岸」

10月の執筆者は、チーフアドバイザー(モノ作り) 大村 卓一です。

「今年の秋のお彼岸」

 彼岸の中日の前夜、帰宅途中の坂道で、月が宮島の上に昇っているのが目に入りました。弥山の1.5倍位の高さに、お盆の様なお月様が昇ってきていました。黒い宮島の山並みと、その山を挟んで月と対峙している桟橋から鳥居までの海は銀色でした。日中の暑さが収まって来た時間に、やや黄色実を帯びてはいましたが、涼しげな感じの光がとても新鮮でした。真夏日はまだ継続しているし、彼岸花も今年はまだ見かけないので、今年は「暑さ寒さも彼岸まで」と言う諺も反故になりつつある前兆の年なのかと思っていましたが、中秋の名月はこの季節を運んできてくれました。
 その月を見ながら、ふと「何でやろー?」という疑問がわいてきました。「球体なのに、中心から周辺部にかけて明るさにグラデーションが掛かったようには何故見えないの?」「黒っぽい岩石で構成されているはずなのに、何故こんなに明るいの?」「明るさのムラは表面のでこぼこさのグレードだけなの?」・・・と。ラジオ番組「夏休み子供質問箱」の愛聴者だったり、幼稚園から小学生くらいの友人が増えていたりしているので、同じ目線での疑問が頭をよぎるようになって来つつあります。我が家に着いて、ネットで調べてみました。私の錯覚であったり、検証しようとしていることであったり、のようでした。
 この夏、広島では日中の温度が37℃にも達した日がありました。その対策として私は初めて日傘を使いました。アルミニウムがコーティングしてある傘です。多分傘の下の気温は3−4℃低いだけだと思いますが、涼しく快適でした。来年も傘を持って歩こうと決めています。ただ、傘屋さんに一つ注文があります。それは風があるときの扱いにくさを改善してほしいということ。光の方向と風の方向が逆のときでもうまくさせるような傘がほしい。そこでもう一つ、「月では昼と夜の温度はどのくらいなのだろう?」と。その答えは、125℃と−170℃とありました。月では傘のようなもので直射日光を避ければ好みの温度に設定できると言うことになるのですね。空気も無いから挿しにくいと言うこともないし。

 空を見ると月は天心を越えて冴えた色に変わっていました。気温も下っているようです。

参考資料
かぐやからの映像:http://www.jaxa.jp/press/2007/11/20071113_kaguya_j.html(外部サイト・新規ウィンドウに表示)
月の地形:http://gisstar.gsi.go.jp/selene/(外部サイト・新規ウィンドウに表示)
月のウサギ:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%88%E3%81%AE%E5%85%8E(外部サイト・新規ウィンドウに表示)
月の起源:http://www.eps.s.u-tokyo.ac.jp/jp/gakubu/geoph/space/moon.html(外部サイト・新規ウィンドウに表示)
 

モノ作り支援チーフアドバイザー 大村 卓一